38 えと・おーるつうしん38号 [2005.01.20] ■鳥山敏子講演会
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ふぞろい野菜村便り    by M.O


大晦日の雪はすごかったですね。朝ご飯もそこそこに子供は外へとびだしましたが、私もおせち作りをそっちのけにして、畑用の雨合羽を着込み、こどもと一緒に大きな雪だるまを作りました。バケツが雪だるまの帽子にできるくらい大きな雪だるまができました。
雪だるまは1月3日まで、だんだん小さくなりながらも溶けずにポストの横に立っていました。

畑の野菜達は雪はいがいとヘッチャラでした。暮れには30センチ程度に成長していたそら豆を一番心配したのですが、雪を避けるように地面に寝そべってはいたものの、1月10日過ぎにはもとのように立ち上がっていました。
その他の葉ものも、地面に張り付くように様子が変わっていましたが、収穫には支障なく、新年の配達も滞りなくはじめられました。
けれど、毎年3月にひどくなるヒヨドリの食害が一部の畑で見つかり驚いています。緑の草が少ない2月から3月はブロッコリーの葉っぱ、キャベツ等が最初に被害に会うのですが。まだ1月だというのに、お米を育てたあとの田んぼに作っている、ケール、チンゲンサイ、ブロッコリーの葉っぱだけがかじられていました。同じ場所のキャベツ、ふく立て菜、菜花や水菜はなぜか無傷です。
別の畑にあるブロッコリーやチンゲンサイには被害が全くありません。人通りのある道路や人家が近いせいでしょうか。
田んぼの野菜作りに、だんなはいっさいかかわっていないので、「そこだけ食べて腹いっぱいになって、どっかいってくれんかな」などと、失礼なことを言っています。

この冬、田んぼのそばの小屋に、さつま芋の貯蔵用の室(むろ)を作る予定でしたが、この小屋の屋根が台風で飛び、何より、機械や資材置き場にしていたべつの大きな小屋が全壊してしまい、それどころではなくなりました。保存する為には、秋にほりあげたさつま芋が乾かないうちに、保存場所に移したかったのですが、全壊した小屋の後に小さい仮小屋を立て、そのあとだんなが飛んでいった屋根をつけ直した頃には芋はすっかり乾いていて、今回は見送ることになりました。
かわりに、傷みの激しい木製の足踏み脱穀機の補修をこの冬の間にしておかないと、来年は使えそうにありません。田んぼの小屋は以前から雨漏りがしていたようで、一緒においてあった唐箕(とうみ)もかなり傷んでいます。大工仕事は自信がないので、野菜の配達が休みになる3月にだんなに手伝っててもらおうかと思います。



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