33 えと・おーるつうしん33号 [2004.03.15] ■竹内敏晴レッスン
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ドキュメンタリー映画「自転車でいこう」
−自閉症の在日2世青年と街の人々の触れ合い物語
              by 映画「自転車でいこう」上映実行委員


 日 時:2004年 6月20日 13:30〜15:25
 会 場:倉敷ライフパーク 大ホール
 主 催:「自転車でいこう」実行委員会
 事務局:レモングラス  TEL:086−456−6336

大阪生野区にある福祉作業所に通うプーミョン(20)は、営業係として毎日製品を売に自転車で街へでかけます。
よくしゃべり、よく動く彼は行く先々で待ちの人たちに話しかけて営業の仕事を忘れてしまいます。自転車屋のおじちゃん、たこ焼き屋のおばちゃん、フォークリフトの運転手・・・
彼を取り巻く街の人々が、安易な妥協をせず、彼と対等に向き合って、それぞれのやり方できっちりと付き合う。そんな街の人々の日常を記録した映画ですが、その行く手にあるものは・・・


 「当たり障りなく生きるのが今の風潮。でもリスクはあるけど付き合った方が面白い。付き合うことは、その人自身が始めなきゃ始まらない。」と杉本信昭監督はかたります。そう、この映画のキーワードは、「付き合う」と言っていいでしょう。
 「プーミョンのことをしっかりと受け止めながらも必要以上に立ち入らない。混沌とした事情を抱えながら互いを受け入れて、それでも適切な節度をもって暮らすーそんなアジア的生活観こそ大人のあり方だと思う」という杉本監督からのメッセージは、21世紀、成熟した社会を築いてゆくために、とても大切なことのようにおもいます。



「自転車でいこう」実行委員会には,ゆっくり,ゆったり,人生を味わいながら,「自転車でいこう」というスローライフを愛する仲間が集まっています.
スタッフ募集中です.



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