33 えと・おーるつうしん33号 [2004.03.15] ■竹内敏晴レッスン
■たかが習い事、されど・・・
■ふぞろい野菜村便り
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■旅物語 らくだに乗って
■私のピアノの先生
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ふぞろい野菜村便り    by M.O


 2月、3月と寒さのために露地野菜は作れないので、野菜セットの配達はお休みです。お陰で、少しまとまった時間を畑の準備に使うことができました。
 畑の借り賃は、お米を作ると、“水引賃”が必要で、畑として借りるより高くつきます(4割増くらい)。今借りている12枚の畑のうち、お米を作っているのは1枚だけ。手作業で手間がかかり、収量が少ない上に借り賃が高くつくのでは割に合わないので,12月から6月までのお米を作らない期間を有効利用しようと頭を絞っています。

 いま、田んぼには、菜花、メキャベツ、ニンニク等が植わっていて、菜花はボツボツ収穫もあります。春から6月までのあいだを睨んで、一番水はけのいい北側の畦に沿って、人参とジャガイモを植えました。でも、3月に入ってからの数回の降雨で、排水用の溝を掘ったにもかかわらず、畝の周りに水がたまっていて、種芋が腐ってしまうかもと心配しています。
 あと、夏になると、草ぼうぼうになっても、草取りの手が回らない田んぼの畦は、かぼちゃを植えようと思っています。畑に作ると、1株でもつるがにょろにょろ伸びて結構場所ふさぎなので、うまくかぼちゃの葉っぱが茂れば、雑草も押さえてくれるかなと皮算用しています。
 お米のほうは、去年、一昨年と連続して、田植えに時間がかかったり、苗が足らなくなったりして、田んぼの4分の1は稲が作れませんでした。
 今年ははじめからお米を作るのは土が肥えていてよくできるところ4分の3だけにして、残りは雑穀を作って見ようかと思ったりしています。雑穀は生育期間が稲より短いので、田植えのあとに植えてもだいじょうぶのような気がするし、稲より先に穂が出ると、見事なくらいスズメに食べられてしまうので、そのほうがかえって合理的かもしれません。
 畑のほうは、トンネルがけして葉物野菜をつくったり、春野菜の種まきをしたり、新しい畑に堆肥を入れたりしています。今週は株が込み合ってきたニラを株分けして、ニラの畝を倍ぐらいに増やしました。ヨモギやススキなど、根っこで増える雑草ははびこると野菜も一緒に抜くわけに行かず厄介なので、大雑把な私も少していねいに草取りしています。
 本格的な露地野菜の種まきにはもう少し時間があるので、去年収穫した大豆で味噌作りをするつもりです。1月に大豆1キロ分で1度作りましたが、この量だと去年は半年しかもちませんでした。今回は倍作ろうと、奮発して味噌用にホーローのつけ物容器を2つ買い足しました。

 そうそう、庭のブルーベリーも新芽の出る前に、大きな鉢に植え替えて、畑に引越ししなきゃ。日当たりが悪くてほとんど実がつかないので。暑さや、過湿が苦手なので、あちこち動かせる方が木にとってもいいような気がするんです。


ふぞろい野菜村 畑見学会へのお誘い
                           ふぞろい野菜村

 短い周期の天気の移り変わり、まさしく春への移り変わりの日々のようです。日頃は、私どもふぞろい野菜村の野菜たちをご愛顧くださり、誠にありがとうございます。
 さて、今回、私どもふぞろい野菜村畑の見学会を、下記の通り計画いたしました。決して、皆様に胸を張ってお見せできるような畑ではありませんが、私ども一同お待ちしておりますので、気楽な気持ちで遊びにきてください。


1.日 時: 2004年4月18日(日)  13:30頃から

2.場 所: 畑は児島湖締切り堤防を渡り左折.
        少し行ったところで道の右へと(山方向へ)あがったところにあります
3.当日について
  ●交通手段  公共交通機関(両備バス)でお越しください。
     バス停「郡」で下車ください。バス停まで迎えに参ります。
     なお、畑の周囲は道路せまく、車を駐車できません
  ●服 装  歩きやすく、多少土がついても気にならない格好で。
     畑は点在しており、畑間を歩いて移動していただくことになります
  ●雨天時  雨天の場合は中止
     中止の場合、5月16日(日)を予定しています

※なお、春(4月頃)と秋(10月ころ)の2回/年見学会を、定例開催していきたいと考えています

4.申込先: ふぞろい野菜村 (小野田) : TEL/FAX (086)265-0683



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