秋冬野菜の種蒔、苗の植付けも一段楽した11月始め、我が家の小さな田んぼの稲刈りを済ませました。何しろ籾蒔きが2週間も遅れた田んぼです。地面が見えないほどよく稲が育ったほかの田んぼと違い、やたら地面の見通しが良くて、私一人で手刈りで稲刈り、結束、竿にかけて干す―ここまでやっても、のべ1日位で終わりました。田んぼの3分の1は米を作らなかった去年とあまり変わらない収量です。
土日は、イチゴやら玉ねぎやらのまとまった時間の必要な定植の作業がある為に、平日、細切れの時間を使っての稲刈りでしたので、籾蒔きのときのように皆さんにはお知らせをしませんでした。
すっかり稲刈りが終わってから周りを見回すと,茶色い土と稲わらしか見えないよその田んぼと違い、家の田んぼのなんと青々としている事か。周りの田んぼは眠っているけど、家の田んぼは"まだおきてるぞー"と自己主張しているみたいでおかしくなりました。
夏真っ盛りの頃ほどではないけれど、虫達も健在で、くも、カマキリ、アマガエル、名前はわからないけど、オレンジ色のカエル(!!)にカタツムリと、今年はドジョウこそまだ見ていませんが、なかなかにぎやかです。カタツムリって、子供の頃は学校の行き帰りによく捕まえたりしてたと思うのに、最近は、家の庭でも見かけないので、ちょっと、得した気分です。末っ子なんて、「お家には、からのないカタツムリしかいない」(そりゃあナメクジだってば)なんて言うもんね。
田んぼに掘ってある溝に植えたクワイ、おせち料理によく入っている里芋のようなヤツ・・が、段々葉っぱが黄色くなってきています。一度米ぬかを撒いた位で、ほとんどほりっ放しなので量は期待できないかも知れませんが、これも収穫が楽しみです。稲刈り前に田んぼにまいたそら豆も、発芽率は悪かったものの、ぽつりぽつりと芽を出していて、ほっとしています。
畑を有効に使用するために、たまねぎのほかに、絹さや、グリンピース、スナックエンドウなんかも田んぼに作れば?なんて話もダンナから出ていて、結構この冬、田んぼは忙しくなりそうです。
秋口に育苗用の苗箱付きで、2条植え、手で押して歩く田植え機を譲ってくださるという話がありました。二つ返事で、"ください!!"とお願いしています。来年使うかどうかは解らないけど、自家消費米1年分(360キロ!)自給を実現したい私にはとってもありがたい、強い味方です。
12月には足踏み式の脱穀機を使って、脱穀を行います。この頃はもう本当に畑も冬支度が済んで、落ち着いて作業できると思います。12月8日(土曜)を今のところ予定しています。やってみたいと言う方、おられたら声を掛けて見てください。場所,時間等お知らせいたします。
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