41 えと・おーるつうしん41号 [2005.07.31] ■ふぞろい野菜村便り
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口先徒然草26 「兄弟の性格」    by T.S


暑中お見舞いであります


 夏休みが始まり、暑くなってきました。
我家は中一から五歳までの子供が四人居まして、この時期には飲料水確保に大変です。
平均して一日牛乳パックが二本ずつなくなっていきます。
昨夜も、「もう牛乳がないょ〜」と長女が言います。
仕方ないので近所の7&11に行って買ってきてもらうことにする。
少しして帰ってきて彼女は「はい買ってきたょ〜。お釣りは寄付しておいた。」と言います。
「ええっ、寄付した〜。」あにたねぇ、寄付ってさぁ・・・
「お釣りは200円ほどはあったと思うょ〜」とか、粘る父親を横目に
「いいじゃん、寄付したんだから・・・」と言う。
「ふ〜、長女だねぇ。」とか思う。
これが二番目の小五の長男坊だと、残ったお金は「お駄賃」で遊戯王のカードを買って、残った小銭を私に渡すと思う。
三番目の小一の次女ならば牛乳じやなくて、「これがね、美味しそうだったの。いいでしょ。」とか言って、ジュースとかの自分の好みの飲料水を買うと思う。
そして、四番目の次男坊は暴れん坊なので・・・
そして、言いつけを忘れてしまうので・・・頼めない。(^^;

ざっと兄弟での対応はこんな感じですかね。
一番上の子は、両親の期待と手間隙かけた愛情を迷惑なくらいに一身に受け、それなりに期待に応えようと努力する。
 二番目の長男坊は、そんな上の様子を伺いながら、要領よく期待を回避しつつ適当なところで妥協してしまう。
三番目の次女は、上の兄弟の仕草を観察しつつ、それを告げ口なんぞしたり、上の兄弟の仲間入りをしようと背伸びしたり、末っ子に近い立場で甘えたり・・・、これを上手に使い分け生存競争をうまく生きている。
そして、四番目の末っ子次男坊は基本的には、両親の目が届かない。

子育ては目が届くのが3人までで、それ以外の子には目が届かない。
従って四人目の子供にはほとんど目が届かず、野生化してしまう。
それが四人目以降の大きく性格に反映していると思う。
彼はまだ、年齢的に自分の存在には気付いていないが、それでも自分の知らない「自分の存在していなかった歴史」を知る長女・長男を尊敬しつつ、自分の活きる道を誰にも干渉されず活きてます。
実は、彼の成長が一番面白いかも知れない。
昨日の牛乳の買物を見ながら、そんな事を思ってしまった。

皆さんの兄弟は如何ですか。



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