39 えと・おーるつうしん39号 [2005.03.30] ■竹内敏晴レッスン
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口先徒然草24 「卒業式・入学式」    by T.S


我家はこの春に長女の中学入学、次女の小学入学、そして次男坊の保育園入園と重なった。当然ながら、入学・入園があれば、何処かしらで同時に卒業・卒園も同じタイミングで行われる。そんな訳で、長女の小学卒と中学新入、次女の保育園卒と小学入学はセットで執り行われる。
これは父兄にとってはかなり厄介な行事であり負担ではあります。

長女の卒業式に出席し「この子も大きくなったな〜」と感慨に耽る。
我家で初めての出産当時の思い出、そして命名。寝付きも悪ければ寝起きも最悪な赤ちゃんの時代、ようやく歩き始めた頃に少しでも怪我をすると「病院どうしょう。」とか大騒ぎを始め、熱が出れば夜中に走り回り、初心者の親である私達を大いに成長させてくれました。

卒業を終えた子供を見て、そして小学校最後の通知簿を見ていると「大きくなったな〜」と妙に感心してしまいます。

長女の進学の場合には、我々両親にとって全てが初体験であり、それなりの緊張があるのですが。
次女の小学入学だと既に二階の入学を済ませ、三回目の入学でもあり、かなりの「手抜き」であります。
そして、感慨もそれほどない・・・(^^;

そして、末っ子の次男坊となれば
更に手抜きは強化され、ほとんどの入園グッズは長男坊・次女、それから周りの人達からの「お下がり」で用意され、手続きも遅れがちの締め切り間近の提出です。

周りの爺婆も、長女の時には神経質に色々と注意をしていたけど、次男坊となれば「何も言わない」状態であります。

末っ子の次男坊がまだヨチヨチ歩きを師弟頃、食事中に次男坊の姿勢が悪くて椅子から転げ落ちた事がありました。
でも、家内も私も、上の兄弟である長女も長男も次女も助けようとせず、そのまま食事を続けます。
それに対して落ちて「痛い、痛い」と泣く次男坊、その内に彼は「泣いても助けてもらえない」ことを悟り、泣き止んで一人で椅子に這い上がって食事を続けます。

それを見ながら食事を続ける家内は「あ〜あ、誰も助けてくれなかったねぇ。」
と「彼の席順の悪さ」を同情していた事を思い出します。(^^;

そんな次男坊も五歳です。
今年からようやく保育園に入ることになりました。
そろそろ彼も自分の活き方についてスタイルが決まりだし始める。

以前に、「血液型別性格占い」よりも、「兄弟の順番による性格占い」の方が的確で面白い。と聞いたことがありますが、確かにそうかも知れませんね。
兄弟の順番によって、それぞれの性格とか個性を自覚するものかも知れない。そして、それを良くするも、しないも本人次第。
自由自在なのかもしれませんね。

一人一人の節目を迎えながら、そんなことを思う。
筆者のHP:  >> 口先お金研究所



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