1.オープンスペース 「ら・ぺじぶる」オープンのお知らせ! by 加藤
春らしい日が続いて、とても気持ちがよく冬眠していた私の心も、少しずつ目を覚まし始めました。
何年も前から、自宅の使われていない和室2間を何とか利用したいと思っていました。田舎に住んでいるので、夫の両親から葬式用の部屋を作っておく様にといわれて作った部屋が、使われずにずーっと物置状態になっていました。最近その部屋を使って何か人が集まる場を作れないかと試行錯誤していました。4月から思い切って、その2間をオープンスペースとして、地域に開放しようと思います。
名前の由来ですが、3年前オードリー・ヘップバーンの生涯が、テレビで放送されていました。その中で、晩年を過ごした場所がスイスの別荘、その名前が「La Paisible」その言葉が耳に残りました。「ら・ぺじぶる」の訳は「平和」「穏やか」「静か」という意味だそうです。オードリーは第二次世界大戦でアウシュビッツ収容所に収容され、少女時代を過しました。そんな経験から、晩年は、平和のために人生を費やしたそうです。「ら・ぺじぶる」いい響きでしょう。
それともう1つ、裏の名前を披露します。これは大好きな友達が名づけてくれたのですが「けんか道場」と命名してくれました。一年前、ある会で、私はいいたい放題言ってしまった事がありました。感情を止める事もしないで、とことん話した事があります。そのとき排除もされない、否定もされない感覚がとても気持ちよかったのを覚えています。そんな意味もこめて、けんかの出来る場所と言う意味で「けんか道場」と名づけてくれたのだと思います。(本人には確認していませんが・・・)
表の名前「ら・ぺじぶる」(穏やかな所)、裏の名前「けんか道場」(何でも言える場所)です。よろしくお願いします。
記念すべき第一弾の企画は、月に一回「卓上の機織機を使ってみんなで機を織ろう」を企画しています。織りの先生(私の友達)を招いての講習会。簡単な平織りから始めて、裂き織り、柄織り、染めも出来るようになったら良いなと思っています。
場所は鬼ノ城のすその、田んぼに囲まれた穏やかな所です。興味のある方、いつでも歓迎しています。
これから単発で、いろいろな企画を考えています。又、何か良いアイデアがありましたら、提供してください。どうぞよろしくお願いします。
連絡先:加藤 tsa-kato@h7.dion.ne.jp
2-1.「森本二太郎 写真展」と「座談会」のご案内 by レモングラス
2002年 3月26日(火)〜30日(土)10:00〜18:00 写真展開催
レイチェル・カーソンの最後のメッセージ、「センス・オブ・ワンダー」は映画化され、昨秋倉敷でも自主上映されました。森本二太郎さんは、その長編記録映画のスタッフとして、映画の舞台であり、カーソンの別荘のあるアメリカ・メイン州の海辺、森、植物などを撮影されました。
レイチェル・カーソンが、「沈黙の春」を著したのは、1962年、今から40年も前のことです。彼女は当時すでに次のように警告しています。
「私たちは、今や分かれ道にいる。
どちらの道を選ぶべきか、いまさら迷うまでもない。
長いあいだ旅をしてきた道は、すばらしい高速道路で、
すごいスピードに酔うこともできるが、私たちはだまされているのだ。
その行きつく先は、禍であり、破滅だ。
もう一つの道は、あまり(ひとも行かない)が、
この分かれ道を行くときにこそ、私たちの住んでいるこの地球の安全を守れる、最後の唯一のチャンスがあるといえよう。」
―沈黙の春・17章「別の道」より―
私がこの本を知ったのは、書かれてから10年近く経った学生時代です。
当時まだ、高速道路の快適さを知らず、近代的、都市的生活の便利さを知らない私にとって、カーソンからの警告はそれほど切実ではありませんでした。
ところが、あのころ、夢と希望に輝いていたはずの21世紀になって、カーソンからのメッセージは急速にトーンを上げ、リフレインして聞こえてくるのです。
写真展の期間中、レモングラスに滞在される森本さんをかこんで、次の日程で座談会を予定しています。
2002年 3月27日(水) 「レイチェル・カーソンからのメッセージ」
2002年 3月28日(木) 「環境と子育て」
2002年 3月29日(金) 「詩篇の森(旧約聖書)」と聖書のみことば
※毎夜、7時から9時半ころまでを予定しています。
参加費:1200円 軽食を用意いたします。(すいとんなど囲炉裏でできるもの)
問い合わせ・申し込み:レモングラス 086・456・6336
囲炉裏を囲んで話し合える人数に制限させていただきます。
2-2.ヒーリングダンスへのお誘い by レモングラス
「行医」として有名な大村雄一先生が、最近はダンスをひろめていらっしゃるようです。
「行医」とは、病人を待つのではなく、自ら出向いて行って病気を未然に防いでまわることを主眼にしているお医者さんです。
10年ほど前、最初に来て下さったときには、講演のあと、触診して病気になりそうな箇所をさがしてアドバイスしてくださったのですが、2回目には、自分で硬くなった箇所をほぐす方法を教えてくださっただけで、まったく診察も触診もなさいませんでした。
今度はダンスをしようとおっしゃるのです。
日時 : 2002年 4月29日(祝) 11:00〜
会場 : レモングラス(予定)※希望者が多ければ、広い場所を予約します。
食事は控えめにして、多少汚れても気にならない、ゆったりした服装で、タオル、着替え、飲み物(水・お茶・孔雀茶など)をご持参ください。
■大村先生からのメッセージ
いろんな健康法がありますが、ダンスがこれほどいいとは、ついぞ知りませんでした。
音楽に耳を傾け、体が自然に動き出すのにまかせます。伸び伸びと自由に踊っていると、体も心も癒されます。
天の岩戸開きの昔より、祭りに踊りはつきものです。各地に伝わる「神楽(かぐら)」は、内なる神の顕現を楽しんでいた名残です。人は本来の神に帰って、初めて真の健康がもたらされます。踊りの不思議な世界に共に旅立ちましょう。
■先生のプロフィール
徳島医科大学卒業後、精神科、外科、内科などに従事
近畿大学医学部東洋医学研究所にて、漢方を研修後、徳島にて開業。
その後、高野山大学密教学科で仏教を学び、昭和62年、堺市に大村クリニックを開業。屋久島に薬草園を持つ。
3.伊藤伸二さん講演会へのお誘い by 植山(岡山言友会)
岡山言友会では年1回、日本吃音臨床研究会の伊藤伸二さんを講師として、「吃音相談会」を開催しています。
今年は第5回ということで、会の名称を「"吃音"を考える集い」とし、吃音者だけでなく、コミュニケーションに関心を持たれている方々にも参加していだたき、「ことば」について一緒に議論できればと思っています。
伊藤伸二さんは、1966年、東京での言友会発足に主要メンバーとして関わり、その後1976年の「吃音者宣言」の起草(第10回全国言友会連絡協議会大会にて採択)、また著書としての『吃音者宣言』の発行、そして現在は「日本吃音臨床研究会」の代表として「吃音ホットライン」など吃音に関するさまざまな活動を展開されています。
また、伊藤さんは言友会活動に、論理療法、交流分析、アサーティブ・トレーニング、竹内敏晴さんの「からだとことばのレッスン」などをいち早く取り入れ、吃音を治そうとするのではなく、吃音を受け入れ、吃音とともに生きることを主張されています。いわば、私にとって「吃音人生」の師匠のような方です。
主な著書として、『人間とコミュニケーション』(日本放送出版協会)、『新・吃音者宣言』(芳賀書店)、『吃音と上手につきあうための吃音相談室』(芳賀書店)、『論理療法と吃音』(芳賀書店)、『セルフヘルプ・グループ 一問一答』(解放出版社)などがあります。
是非、ご参加ください。
日 時:2002年 5月19日(日)
13:00〜 伊藤伸二さん講演「コミュニケーションの手段としてのことば」
15:00〜 グループに分かれての話し合い
場 所:岡山市立福祉文化会館(岡山市小橋町1−1−30)
参加費:500円
主 催:岡山言友会
問合せ:植山 TEL090−4805−1905
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