「ツラツラと考えると、やはり丁寧さの積重ねが大事なんだろうな。丁寧に帳面をつける、自分の生活を丁寧に活きる。日々の一つ一つの小さな事柄を丁寧に扱うことから全てが始まり、結果として信用もつくし業績も良くなり、家族も笑顔になるように思える。
以前にイエローハットの鍵山さんから掃除の話を聞いた事があるけど、彼の両親はとても貧乏で屋根から夜空の星が見える家に住んでいたそうな。それでも、こまめに掃除をするし、近所の人達に気も配っていてご両親ともとても丁寧な人だったらしい。
その丁寧さが鍵山さんを育て、一部上場の会社を作り上げたのだと思う。両親の時代には花は開かなかったけど子供の時代に見事に花開いた感じだと思う。
そう思うと人は24時間の時計の他に、もうひとつ100年時計を持って視野を広げて活きるのが良いのかも知れない。
100年先は、自分は居ないし、子供達も居ないと思う。でも、そんな先まで見ることができるくらいのスタンスで活きる事が出来れば、地球規模で「100年間の物差し」を持って見ることが出来れば、今の一つ一つの丁寧な積み重ねも無駄にはならないようにも思えるし、そう信じる事が出来ると思う。
城内日記 3/2