21 えと・おーるつうしん21号 [2002.03.15] ■上映会と鳥山敏子講演会
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ふぞろい野菜村便り    by M.O


 ついこのあいだ、梅の花が咲いたと思っていたのに、ももの節句の3月3日もとうに過ぎ、桜の季節がもうすぐそこまで来ています。雨が降るかと思えば、寒の戻りがあったりと、気候が不安定なせいか、花粉も飛ぶ季節のせいか、アレルギー体質のあるうちの家族は痒くなったり、咳が出たり、くしゃみが出たりしています。

 庭のフキノトウがピークを迎え、畑の葉ものたち、小松菜、白菜、チンゲンサイ、ターサイや、大根なんかは、次々にトウが立ち、黄色や白の花が咲き始めました。はこべやからすのえんどうなどの雑草たちも、正直なもので、あっと言う間に草丈が伸びて、油断していると、たちまち手におえなくなりそうです。いまから少しずつ草取りをしていけば、これから種をまく野菜たちも、雑草と共存できるかな?
 2月には、水が漏らないように田んぼの畦シートを埋める作業、人参の種蒔、じゃがいもの植付けなんかを済ませました。
 種苗会社に注文した種や苗が、ボツボツ届き始めています。おかひじき、たらの芽、その他色々、私の注文するのは変わったものばかりです。
 去年も蒔いたおかひじきは、同じ頃に生えて来たスギナと区別がつかず、草取りもままならずにスギナに負けてしまいました。今度はスギナの生えないところに種蒔しなきゃ。

 冬の間枯れていたアスパラガスやニラが、そろそろ伸びてきました。種蒔したままで株分けをしていなかったニラが混み合っていてきゅうくつそう。ニラの周りの草を削って株分けしましたが、株がたくさんあって、すぐに場所が足りなくなってしまいました。
 草削りをすると、もぐらの穴がいっぱいあって、足で踏むと、土が沈むのが分かります。ミミズと同じで、これって、耕してもらってる事になるのかな?

 畑には収穫できる野菜があまりないので、空いた時間を使って、ダンナは椎茸のほだ木に菌の植付けをしています。いま植え付けて、自然のままにしておくと、椎茸が生えてくるのは来年の春になるそうで、なんだかとても気の長い話です。
 私も時間がある3月のうちに、うちで取れた黒大豆でみそを作りたい。今がみその仕込みの時期なんでしょう。麹も生協なんかで手に入ります。去年はカビよけにと仕込んだみその表面が白くなるほど塩をかけたら、とっても塩辛いおみそになってしまったっけ。 それから豆腐も作りたい。こちらもにがりを手に入れました。

 あと必要なのは、私のやる気だけだ。
 配達に時間を取られなくなって、あれもこれもと、やりたいことがいっぱいで、なかなか優先順位が上がってこないんです。



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