お正月も過ぎて、朝晩の冷え込みも厳しくなり、毎朝霜が畑に降りる季節になりました。
この季節になると、児島湖から吹き上げる冷たい風にあたり、山の上の畑では、葉もの野菜は葉っぱがちぎれてぼろぼろになってしまいます。チンゲンサイは寒さで葉が焼けて、黄色くなってきます。大根、白菜、水菜・・春野菜の準備もまだ先の今は、取るばっかりなので、どんどん畑の野菜が少なくなっていきます。
少しでも野菜のない時期を短くしたいと、小さいハウスを畑に置こうかという話が持ち上がっています。小さくてもハウスがあれば、2月からでも春野菜の種蒔が始められます。
野菜の世話が少し暇になるこの時期ですが、物置小屋を拡張したり(これはダンナの仕事?)、堆肥を入れたり(これは共同作業?)、私は田んぼの溝堀と、水漏れ防止のための畦塗りならぬ畦のシート埋設と、やりたいことは結構目の前にぶら下がっています。
大根は、長く畑に置くと、すが入るので、切干大根にしてしまいます。とんとん刻んで、2階のベランダに干すのは、お父さんのおハコです。
アレルギーのある末っ子のおせちに・・と田んぼの周りの溝に初めて植えたクワイを去年の暮れに掘りました。
クワイって面白いつき方してるんです。いくら根元を掘っても何も付いてなくて、根元から15センチか20センチ離れたところにぽつんぽつんと1つづつ埋まっているので、クワが使えず、手で探りながら掘りました。ちょっとにがみがあるけど、くりのような、ぽくぽくした食感でした。
稲刈りのすんだ田んぼはすっかり耕されて、3分の2はもう玉ねぎが植わっています。
ダンナによると、"凸凹はあるし、耕運機はひっくり返るし(!)、土にはじき返されるし"で、耕さずに3年過ぎた田んぼは草の根もしっかり育っていて、なかなか大変だったようです。残りはじゃがいもを3月に植える予定ですが、ここだけでは足りそうにありません。人参もたくさん作りたいし。
・・・てな訳で、去年の暮れに、また畑を借りました。3畝(せ)と2畝、小さい畑です。
近くに枯れた杉の木が一本あるので、「一本杉の畑」とでも呼びましょうか。
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