今年も例年どおり4月の末に無事、赤米のもみまきが終わりました。今回は畑に撒く2〜3日前にもみを水に浸してから土におろしました。そして、土をかけた後にかぶせるスズメよけのワラが少なかったので、代わりに畑で使っている虫除けのネットを掛けました。
例年、発芽率が悪く、発芽時期もばらつきがあるのに、今年は2週間もすると、安心して虫除けネットを外せるくらい、3〜4センチほどのみどりの苗が出揃いました。
イネ科の雑草と同時に成長するコメが、雑草に負けないようにするためにも、今まで直播せずに植え替え(=田植え)をしていましたが、これなら事前の草取りさえしておけば、直播でもオッケーでは?などと思っています。
でも、田んぼ全体に鳥よけネットを掛けるのは大変かもしれません。
例年、春の豆類、絹さや、スナックえんどうなどが実る頃は、雨の後に決まって葉っぱや実が粉を吹いたようになるうどん粉病が出て、後半の収量が落ち込むのですが、この時期今年は雨が少なく、最後まできれいな豆が収穫できそうです。
人参も雨が続くと収穫前に根っこがはじけたり、腐ったりするものがかなり出るのですが、いまのところは好調です。
ボツボツ新じゃがの収穫も始めていますが、じゃが芋も過剰な水分は嫌うので、こちらも生育は順調です。
逆に今、収穫期を迎えた玉ねぎは、大きくなる時期に雨が少なかったので、玉太りは気持ち控えめかもしれません。でも、収穫してからそのまま畑でしっかり乾燥させることができて、貯蔵中の持ちは良いのではないでしょうか。
それから、今年はなぜかアスパラガスが不調です。雑草がはびこって、弱ってしまったのかな?と思っていましたが、聞けば他にも今年はアスパラが不調だという方がおられて、ひょっとしたら、昨年からの不順な天候が影響しているのかもしれません。
春大根はいま、収穫のピークを迎えていて、これが終わると秋まで暑さに弱い大根はお休みです。
かぼちゃ、キュウリ、なす、ピーマンなどの夏野菜はは、苗の植付けが済みました。
これからいよいよ暑さと草との戦いのシーズンに入ります。
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