今回のトピックスは野菜村として、夫婦でテレビに出演させていただいたことでしょうか。と、言っても放映されたのは7月5日のことで、ひと夏過ぎて早くも鮮度は怪しくなってきていますね。
イブニングDONDONという山陽放送の番組でした。
生放送だったので、スタジオに並べる野菜を沢山持ってだんなと二人で行ってきました。
作付け計画から堆肥の鋤き込み、植え付けと、農作業の柱になっているだんなが、畑や卸先のお店の取材ビデオを見ながらインタビューに答え、ちょこっと質問を振られて私もしゃべりました。
自分たちのリハーサルが終わると、あとは本番までスタジオの外でリハーサルの様子が映ったテレビを小一時間見ながら出番を待っていたんですが、秒刻みで“はい、次!”という感じでどんどん進んでいく様子を見ると、これは私らのおる場所じゃーないなーと感じてしまいました。
おひさんがかんかん照ったり、雨がざざぶりに降ったり、虫にいっぱいかじられたり、その場、そのときを生きている生き物(野菜)の生き方とは相反する世界というか・・・。
知らず知らずのうちに野菜たちのおかげで、人間の私たちにも野菜たちのような生活リズムと感覚が身についたというか、染み付いていたみたいです。
でも、取材にこられたディレクターさんが畑やお店の様子など、なかなか素敵に編集してくださっていました。
野菜を作っている郡(こおり)の畑の近所の人に“みたよー”と声をかけてもらったのが、うれしかったです。
いま、畑は秋・冬野菜の準備に追われています。だんなは昨日、15キロ入りの鶏糞を60袋買ったそうで、30袋ずつ軽トラに積んで、お店と畑を2往復したそうです。
私もヘルパーの仕事の合間に、庭で白菜や、紅菜苔(こうさいたい:菜の花のようにつぼみを食べる)の苗を蚊に刺されながらポットで育てています。
そういえば9月23日の山陽新聞に、遊休農地の解消策として、郡の畑で“菜の花プロジェクト”が10月から始まると記事がありました。(こちらは最新、鮮度抜群です)
岡山市が畑を借り上げ、地元の農家の人たちが菜の花を作り、その油を地元の人に使ってもらい、使用後は回収してバイオディーゼル燃料として、農家の人に使ってもらうそうです。写真を見ると谷を一つ挟んだ東隣の所のようで、この辺もだんだん高齢化のために遊んでいる畑が増えてきているので、いいことだなー、このまま畑が残っていくきっかけになればいいなと、またまたうれしくなりました。
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