ここ最近のことだが、家族間での言葉が生活業務用会話になりつつある。
「今日は何時に帰ってくるの ??」
「夕食は何 ??」
「お風呂は入っているの ??」
「もう遅いから寝なさい。」
等々の家族における業務用日常会話だ。
何でかな、と思うのだが、一つは子供達が成長し自立の過程で、親からの自立が始まっているのだろう。そして、個々がそれぞれに忙しくなっているのかもしれない。
徐々に業務用会話にり始め、愛の無い会話に移行しつつある。
恐ろしいことに、それはそれで活きていけるのだ。
そうそう、いつの頃からか家内が「それはさっき言ったでしょ」って発言することが多くなっている。
例えば、本朝の話
私「今日は子供は何人連れてピアノの稽古に行くの」
妻「明日のピアノは四人で行くって、前から言ってるでしょ」
あれれっ、その話何度も聴いてないぜっ、おかしいなあ。 と思うのだ。
すると、その後で長女が同じ質問をしていた。
「今日は誰と誰がピアノに行くの〜。」と
家内は「さっき言ったでしょ。四人よ、何を聞いてるの。」と怒り出す。
そして、暫くして小四の長男坊が
「今日は陸上が休みだけど誰々ピアノに行くの〜」と言う
家内は完全に怒り出し「なんど同じ事を言わせれば気が済むのっ」と言って、答えようとしない。(^^;
そうなんだ、家族の人数が多くなり、それぞれが別々に同じ情報を共有していないから、こうなるんだね。
なんせ我家は六人居て、それぞれが同じ質問をすれば、確かに同じ回答をする立場の人はやりきれないよね。 うんうん、分かった分かった。
そして、言葉は短く、手短になり、生活業務用会話になって行くんだね。
これに10年程度の歴史が手垢として生活業務会話に磨きが掛かると老後が大変かも知れない。(^^;
もちっと、生活会話に愛情を入れるように心掛けましょう。
愛のある言葉、意識して使わないと恍惚化してしまいますね。
皆さんは、如何ですか。
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