お正月過ぎには、用水の水も凍るほど厳しい冷え込みでしたが、1月後半になると、午後から雨のぱらつく日が多くなっています。
朝、幼稚園の送りに、時間を気にしながら車の凍ったフロントガラスをお湯で溶かすのは面倒ですが、雪でなくて、雨が降るのは、この季節らしくないなと思ってしまいます。
天気のいい日が続けば、安心して、切干大根が外に干せますが、こんな天気だと、干した大根を、部屋に入れたり、また出したりと、なかなか気持ちよく干しあがりません。
大根のほかに、ふたまたの人参、虫(ネズミ?)にかじられた人参が結構あって、切干にんじんも少し作っています。
今、畑と田んぼ、合わせて2反7畝借りていますが、にんじんや、ほうれん草など時期をずらして次々作るものには、まだまだ広さが足らないようです。種蒔して2年がかりで種から育てたアスパラも、今の量では物足らない。ダンナも、畑の際まで車がつけられて、堆肥を車で直接運び込めるような畑が借りれないかと考えているようです。長年化成肥料でお米を作っていたところは、山ほど堆肥を入れないと、野菜のできがよくありません。有機質が少ない、固い土という感じです。
新しく畑を借りても、堆肥を入れてしばらくしないといいものができないのなら、広さに余裕を持って多めに借りて、土作りにももっと手をかけないと・・・というのが、昨年の反省でしょうか。
今年は夏場に雨が少なく、白菜の苗作りが遅れて、いい白菜ができませんでした。本当に野菜は正直で、"今、この時期!"というときを逃すと、上手く育たないんだと思い知らされます。上手く行った時より、失敗した時のほうが、身に付く事、学ぶ事が多いかもしれません。
田んぼは今、岡山の高島で自然農法のコムギとお米を作っている津島さんから頂いたしらさぎコムギが5センチぐらいに育っています。うまくいけば、6月の田植え直前まで、雑草がはびこるのを抑えてくれるでしょう。スズメに小麦を食べられないためにも、今回は、コムギの穂が出たら、しっかり糸張りしようと思っています。
去年は、田んぼの中に掘った溝と畦を行き来するザリガニに、畦シートを埋めたにもかかわらず、畦のあちこちで穴をあけられて、水がたまらず困りました。そこで今回は、畦から1メートルくらい離れた田んぼの内側に溝を掘りました。今は、4月の籾蒔きに備え、コムギのできの良くないところを選び、籾播きする場所の草取りをしています。
1月、2月は寒さのため、野菜は育たず、取る一方になり、農作業も一息つくことができます。切干大根を作ったり、水菜の漬物を作ったりのほか、私はもっぱら田んぼの準備、ダンナは物置小屋を完成するために山へ竹を切りにいったりしています。でも、3月には、じゃがいもの植付けや、夏野菜の苗作りが始まり、また忙しくなってきます。
|