44 えと・おーるつうしん44号 [2006.01.30] ■竹内敏晴レッスン
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口先徒然草 「清音クリニック」        by T.S

先々週の土曜日に嬉しい夕食会があった。清音村に幸を与え続ける福山の麓にある清音クリニックでの夕食会だ。

循環器内科医の長谷先生と小児科の上田先生が、以前から自然環境に良く、多くの人達の癒しの場・情報交換の場を作りたいと言われていて、ついに昨年11月に清音クリニックを作られた。清音を静から見下ろす福山の陽当りの良い、静かで穏やかな場所だ。
先生は以前から、地域の人達と交流をし、情報発信をしつつ共に歩み成長する医院を作りたいと言われ続け、ついに昨年作られた。 

「先日ねぇ、小学生に注射をしたら「あっ、先生の注射は痛くない!!」と誉めてくれてねぇ。嬉しかったですょ。そして、その数日後に別の小学生がやって来て、注射をしたら・・・「あっ、噂どうり!! 本当に痛くなイャ!!」と驚き、喜んでくれた。」と、満面の笑みで長谷先生が話されていた。

何気なく「痛くない注射のコツは??」と質問をすると・・・
先生は「えっ、そりゃ、子供を見ながら・・・、頃合を見計らって、「エイッ!!」と気合で注射するんですょ。」と笑顔で教えてくれる。
小児科の上田先生も、一人一人の患者を熱心に集中して診察され続ける。「あの集中力はすごいなぁ〜」と感心するし、よく持続できるものだといつも尊敬してしまう。 
先日、遊びに行くと・・・小児科病棟から看護婦さん全員が大きな口を開けて、全員で泣き喚く子供に「はい、あ〜〜ん!!」との声が聞こえた。見てると、その看護婦さんの大きな口を見て子供もつられて口を開けていた(^^; まるで、燕で餌を待つ雛のよう。(^^; 看護婦さん、ゴメンナサイ。

そんな風景を見ながら思い出す・・・。初めて、上田先生と会ったのが「地球村」だった。とても熱心な先生で、立ち上げたばかりの地球村をいつも助けてくれたし、中野裕弓さんを紹介してくれ、アドラーの野田さんも、作家の神渡良平さんも紹介してくれた。 この三人は、私の人生に大きな影響を与え続け、いまも縁が続いている。
そして、彼らと出会ってなければ今の私はなく、数字を追いかけるだけのつまらない人生を活きていたと思う。そう思うと、長谷先生・上田先生は私にとって恩人だと、いつも感謝している。ありがとうございます。

こんどは、そんな情報発信を清音クリニックから始まるのでしょう。今回、清音クリニックの開院に際し、おめでとうございます。
そして清音の地域が、このクリニックを中心にゆっくりと豊かで至福の時間が始まると思ってます。 前回の「えと・おーる」通信にて「清音クリニック」の紹介があったので、口先徒然草的に紹介しました。

治療以外にも、色々なイベントを始めてますので遊びにいくといいですょ。



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