今年の台風はすごかったです。浸水等の被害に遭われた方は本当に大変だと思います。
わたしが入会しているアトピーの子を持つ親の会、パンプキンコーチでも水島の方が被災されました。
食料の配給があったそうですが、配給される菓子パンはもちろん、おにぎりでさえ中身や保存料のために食べられるものは限られてしまいます。
“あとぴっこは、被災すると食べられるものは何もない”
と、機関紙に体験談を寄せてくださった方は書いておられ、普段からの災害に対する備えを訴えられていました。
岡山で有機農業をしているほかの方の畑でも、水没したり、鉄砲水で畑の土ごと作物が流されてしまったりと被害が大きかったようです。
我が家の畑は山の斜面の段々畑で、幸い水没するような大きな被害はありませんでした。
しかし、周辺ではあちこちで山の斜面が崩れたり、田んぼの畦が崩れたりしていて、玉ねぎの苗を作っていたうちの畑の一つ上の田んぼも畦が崩れて土砂が流れ込み、作っていた玉ねぎ苗が一部駄目になりました。
近く、重機が土手の修理のためにうちの畑に入るそうです。なので、残っている玉ねぎ苗を踏み潰されてしまう前にと、いま定植作業中です。
台風の後、昼間は暖かい日が続き、今度はいっせいに葉物類が大きくなってしまって、収穫期できる期間のあまり長くない小松菜が大量に収穫時期を迎えています。
去年のように年末に暖かくて野菜が早く育ちすぎ、お正月のころ集荷予定の葉物が品薄にならないか心配です。
田んぼの8畳ほどの広さの赤米はわたし一人、2時間ほどで、稲刈りし、束にして竿に干すところまで終わりました。貴重な来年の種もみとしてとっておかなくてはいけないので、今年の赤米ご飯はお預けになりそうです。
同じように田んぼに作った大豆も枝ごと引き抜き、お米と一緒に竿に干しています。からからに乾いたらお米と一緒に脱穀するつもりです。
田んぼはお米が少なかった分、稲刈り時期の前から少しずつ耕してはたねを蒔いたり苗を定植したりして、そらまめ、ニンニク、ネギ、ブロッコリーやチンゲンサイなどが育っています。
ここのところの暖かさで菜っ葉類の青虫が勢いをもりかえし、葉っぱの虫食いあとが目に付きます。でも、11月に入ったころからめっきり見かけるカエルの数は減り、掘り起こした土の中から動きのにぶい、寝ぼけまなこのおけらやカエルが出てくるようになりました。
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