47
えと・おーるつうしん47号
[2006.07.31]
■げんきだよりNo.51
■最近のいろんなこと22
■あさがお新聞vol6
■口先徒然草
口先徒然草 「マニュアルとオートマ」 by T.S
私は、いま流行りの「ブログ」を書いている。
「ブログ」…、インターネットにて日記を書いて、それを皆に公表するものだ。
私は楽天日記にて、もう五年近く書いていて、日記の閲覧者も毎日100〜200人くらいが居る。その中で、お互いの日記仲間でコメントを付け合い、盛り上がっている。
因みに、口先徒然草に書く話は、この日記で印象に残ったのを書き綴ってます。(^^;
ここ最近は、税理士のブログ仲間とか会計業務仲間達と熱く語るのが「電子申告」の話だ。
この「電子申告」について、手続き内容は省略するが、賛成派と反対派に 分かれて熱く議論をしている。
で、途中で面白い事に気付く。電子申告賛成派は、一応電子申告を体験し、その上で「賛成」をしていて、反対派は、電子申告をしないで反対をしているのだ。
まぁ、手続き上この電子申告は面倒だし、費用も掛かるし時間も掛かる。それは、そんな手順をみれで分かるので態々面倒な事をしたくないので反対をする。その気持ちは分かる。
* * *
そんな議論を読みながら、一昔前の自動車にオートマチックが導入された頃の話を思い出す。
当時、私は免許を取って間もなく、「オートマが良いのか、マニュアルが良いのか」が分からないので、色々な人に聴いて廻る。
マニュアルがいいと言う人の意見は、ギアチェンジの感覚、躍動感、アナログ的な人生観を語る。オートマは、逆に機能性の良さ、利便性を語る。
途中で、何気なく「ところで、今まで乗った車は何ですか。」と訊くと…マニュアル賛成派は、オートマ車には乗っていない人ばかりで自分のマニュアル車の運転歴を話していたのだ。そして、オートマ賛成派は、マニュアル・オートマの両方に乗った体験を通しての説明が多かった。当たり前だが、それを質問している内にその説明の深さ・内容の違いに差があるのが分かった。(^^:
* * *
今回の「電子申告」についても、それが言えるのだろう。体験をした人と、そうでない人。
やはり説得力も違えば、訴える内容も違ってくる。これって、子育て・教育にも言えるのでしょうね。
例えば、子供を育ていない人達の少子化対策、一人っ子を育てた人の考え、二人の家庭、それ以上の子沢山の家庭、裕福な家庭、貧困家庭、それぞれの立場・経験で違ってくる。
そして、その「違い」は経験をしないと分からない。(^^;
楽天日記を書きながら、そんな事を思い出し、考え込みました。
さてさて、来年の確定申告で、これを読んで「なら、私も電子申告をしよう」と思った人が何人出てくるのだろうか。(^^;
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